猫との出会いとタッチの差

月刊ウインド編集部
我家の猫たち
モモ、オジ、クマオ、カ~ヤ

 我家には5匹の猫がいます。
 8年前にホームセンターのペットコーナーで3万円で売り出されているスコティッシュフォールドがいました。生後1年近いのだろうか、錆柄の雌がゲージの中で寝てました。これといって猫に興味もなかったので、その時はなにも思わず、その場を立ち去りました。以前は犬が好きでペットショップに行っても猫はほとんど見ることすらなかったくらいでした。
 それから1ヵ月後にまたホームセンターに出かけペットコーナーに行ったら、あの3万円だった猫がなんと1万円になっていて、この前と同じ様相でずっと寝ていました。以前、飼っていた犬が亡くなり悲しさからもうペットは飼わないと決めていましたが、猫は散歩も犬のようにベタベタ甘えるようなことも吠えることもなく世話が楽という理由で、今の忙しい自分でも飼えるかなと一晩中考え、もし誰も家族にする人がいないのなら自分が家族になろうと決心し、翌日、ペットコーナーに行ったらあの猫が見当たらず、店員に尋ねたら30分前に他の家族に決まったとのこと。タッチの差で、私は少し悔しい気分になったのでした。
(マンダムズ バルカン坂爪〈1〉)※月刊ウインド2019・12月号より

今年から新しい家族になった おこげ