事務所猫のミーちゃん(2)

月刊ウインド編集部
「早く帰れば?」
最近はお膝で寝てくれます

「事務所には、私とうちの奥さん、それと猫が一匹います」
「猫がいるんですか!?」
「猫は好き?」
「大好きです」
採用面接の時の、それ以外の会話は正直あまり覚えていません。ずっと飼ってみたかった、憧れの猫。頭の中はふかふかの毛皮でいっぱいでしたが、猫好きアピールが功を奏したのか、どうにか雇っていただくことに。
突然ズカズカとテリトリーに入り込んできた私を初めは警戒していたミーちゃんも、次第にレギュラーメンバーと認識したのか、少しずつ気を許してくれるようになりました。
「ごはんが空っぽなんだけど」「ドア開けて」「狩りごっこしよう」……猫がこんなに饒舌だったとは。鳴き声や仕草でたくさんのことを伝えてくれます。ちなみに、誰が一番甘やかしてくれるかを知っているので、とびきりの可愛い声はボスに対してしか発しません。
猫のいる職場に転職してから、月曜日が憂鬱でなくなりました。そして、猫なしでは働けなくなりそうです。

(青葉山こぐま〈2〉)