Noism2定期公演vol.10公開リハ&囲み取材に行ってきました!

2019年3月13日
シネ・ウインド

公演まであと3日というタイミングで開催されたメディア向け公開リハーサル。Noism設立時のメンバーで、現在は振付家・舞踊家として国内外で活躍している平原慎太郎の演出・振付による新作「BOW!!!」のリハーサルを見せてもらった(3/12)。

次々とシーンが展開し、ほとんど動きを止めないダンサー、ことば、笑い、ナイフ、ワインボトル…と情報量の多さが印象的だった。ごく一部だけだったので、全体がどうなるのか興味深い。平原は昨年の夏ごろからプロットを作り始め、11月末から振付を開始したとのこと。この日のリハーサルでもダンサーの動き出すタイミングや位置取りにかなり細かい指示を出していたが、彼の頭の中に描き出されている緻密な映像が本番の舞台でどのように表現されていくのか楽しみだ。

リハーサル後、平原とNoism2リハーサル監督・山田勇気の囲み取材が行われた。平原は新作「BOW!!!」について、忘・暴・某・望などの意味を含む「BOW」にまつわる様々なイメージを多角的な視点から紡ぐ作品で、そこに散りばめられたイメージを見つけるとともに、ダンサーが培ってきた動きの質やエネルギーも楽しんでもらえればと話した。

今回はNoismのレパートリーの「solo for 2」と「Training Piece」から山田が構成・演出した作品も同時上演される。この作品について山田は、(若いメンバーの)「まだ子供っぽい部分をどう鍛えるかということと、自分の中で自由に感じて踊るということの拮抗をどうするか」を考えたそう。
山田はもちろん、「表現者として、自分の中で未知なるものを整理し、昇華させて、初めて舞台に立ち、人に伝えることができる」という平原も、今回の公演を、メンバーがプロの舞踊家としての覚悟をもち、さらなる成長の機会になる場ととらえ、全力で取り組んでいることがよくわかった。

平原はまた、Noismというプロのカンパニーがあることで、舞踊家もスタッフも、そして観客も育てられ、地域の芸術のレベルが上がる、とも話していた。「Noismの奥行きを作っている」と平原がいうNoism2もまた、大切な新潟の財産だろう。公演が待たれる。
(月刊ウインド編集部 松井まゆみ)
※シネ・ウインドはNoism活動支援会員です。

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Noism2定期公演vol.10
新潟公演 https://noism.jp/npe/noism2_teiki_vol10/

〇新作「BOW!!!」 演出振付:平原慎太郎(OrganWorks)
〇金森穣振付Noismレパートリー」 演出:山田勇気(Noism2リハーサル監督)
出演:Noism2
門山楓、岩城美桜、森加奈、鈴木夢生、池田穂乃香、カナール・ミラン・ハジメ、杉野可林、長澤マリーヤ、橋本礼美

●2019年
3月15日(金)19:00
3月16日(土)14:30
3月16日(土)18:00
3月17日(日)13:30
3月17日(日)17:00
※全5回
※終演後に芸術監督と演出振付家によるアフタートークあり(16日14:30、17日13:30回除く)

会場:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館〈スタジオB〉
入場料:2000円(税込・入場整理番号付自由席)

●取扱い:
りゅーとぴあ(窓口・電話・オンライン)
チケット専用ダイヤル 025-224-5521(11:00-19:00、休館日除く)
オンライン・チケット http://www.ticket.ne.jp/ryutopiaticket/
イープラス http://eplus.jp/(PC・MB共通)