Noism2公開リハ&囲み取材に行ってきました(12/2)

2015年12月3日
シネ・ウインド

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本番を来週に控えた、Noism2の定期公演。
今回は、Noism2専属振付家・山田勇気演出振付作品の2本立て(再演と新作)。
囲み取材では、「自作のダブルビルは初めて」と意気込みを語ってくださいました。

公開リハーサルは「Painted Desert」。初演は2014年で、山田勇気が専属振付家に就任してから初めて創作したもの。リハでは、若さの中にも、いい目つきになってきたメンバーに引きつけられ、指先まで行き渡った神経に改めて舞踊のすごさを思いました。

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新作のタイトルは「SAUDADE」。公開リハはなく、本番までのお楽しみ。
「Painted Desert」より具体的で、全然別人たちに見えるかも、と山田さん。
配布された「演出ノート」には、「ジョセフ・コンラッド『闇の奥』と辻原登『闇の奥』に多大なる影響を受けて、Noism2の舞踊作品としてつくることが出来ないかと考えています」とありました。
Saudadeは、他国語に訳すことが難しいポルトガルの言葉で、郷愁、憧憬、思慕、切なさ、などの意味を持つとのこと。
「SAUDADE」というと、映画ファンなら空族の映画「サウダーヂ」を連想すると思いますが、今公演は「サウダーデ」と読むようです。

「夢」というキーワードで結ばれた2作。夢に向かって切磋琢磨している研修生カンパニー・Noism2の魅了をたっぷり味わえそうな2本立てです。皆さんもぜひ足をお運びください。

12/12・13のチケットは残りわずか、初日の12/11はまだ余裕があるとのこと。
12/13は、10:30~の劇的舞踊『ホフマン物語』舞台映像上映会http://noism.jp/npe/screening-of-hoffmann/(りゅーとぴあ・能楽堂、入場料500円 全席自由・要予約)とハシゴも可能です。

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(月刊ウインド編集部 市川明美)

※取材記事は本番の感想を交え、月刊ウインド2月号に掲載予定

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Noism2定期公演
「Painted Desert」(再演)/「SAUDADE」(新作)
演出振付:山田勇気(Noism2専属振付家兼リハーサル監督)
出演:Noism2
日時:2015年12/11(金)19:00/12/12(土)17:00/12/13(日)14:00
会場:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・スタジオB
入場料:一律 1,500円 (全席自由)
■りゅーとぴあ(窓口・電話・オンライン)
チケット専用ダイヤル  Tel:025-224-5521(11:00-19:00, 休館日を除く)
オンライン・チケット  http://www.ticket.ne.jp/ryutopiaticket/
イープラス http://eplus.jp/(PC・MB共通)
主催:公益財団法人新潟市芸術文化振興財団
製作:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館
公演情報ページ→http://noism.jp/npe/noism2_teiki_2015_12/