一足お先に、「水と土の芸術祭2015」

シネ・ウインド

7月18日(土)より、いよいよ始まった「水と土の芸術祭2015」。

この連休に足を運ばれた方も多いのでは。

7月17日(金)内覧会&「福島潟・鳥屋野潟を巡るアートガイドツアー」&オープニングレセプション、

7月18日(土)オープニングセレモニー&「上堰潟・佐潟を巡るアートガイドツアー」と、一足お先に見てきましたので、レポートをお届けします!!

 

◆まずは、「ふるまち総合インフォメーション」(NEXT21・1階アトリウム)へ。すぐそばから運行しているシャトル便(ジャンボタクシー)でベースキャンプへ。※シャトル便は「公式ガイドブック」の提示で無料になります

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写真は  入り口、「Dirt Stage~土の時間を育てる~」(世界土協会)、鯛車(工芸展示)

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ベースキャンプ(旧二葉中)では、廊下を歩いていると不意に広がる、窓の外の景色がとても魅力的でした。空、海、佐渡、あるいは、ビル。一服の清涼剤のような出会い。

◆続いて福島潟へ。

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写真は 「潟の浮島」(ドットアーキテクツ)←これは絶対に渡ってみた方がいいです!、「大地の人」(安藤栄作)

◆次は鳥屋野潟。

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写真 「田舟で漕ぎ出す。」(大矢りか) ここから見る夕焼けが、とてもいいのだとか。

写真は撮り損ねましたが、 ベースキャンプと清五郎潟で連動している宮内由梨作品も、とても面白かったです。夜見るとかなり怖そう…。

 

◆夜のオープニングレセプションはANAクラウンプラザホテルにて。

今回のみずつちは「東アジア文化都市2015」のメイン事業であり、オープニングレセプションやセレモニーには韓国・中国・ロシアの領事もいらしていました。お三方の日本語でのスピーチが素晴らしく、芸術を通して手を取り合い、明るい未来に向かっていこうというメッセージが、心に響きました。

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◆18日(土) ベースキャンプ前でのオープニングセレモニー

D 写真はテープカットの様子

 

◆続いてツアーバスで上堰潟へ。

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写真は 「曲」(藤野高志/生物建築舎)←渡ってみると、めっちゃおもしろいです!定員5名、「海抜ゼロ」(土屋公雄APT)

◆次は佐潟

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写真は 「佐潟なりわい観測舎」(アトリエ・ワン)、「原生-立つ土」(関根哲男)←今年の「大地の芸術祭」でも同作品が展示されるとのこと。

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「水と土の芸術祭2015」を見て回るには、作品を見逃さないためにも、スタンプラリーを楽しむためにも、地図や作品紹介が載っている「公式ガイドブック」(500円)があったほうが便利です。

作品は、56作家、69作品(市民プロジェクトによるアート作品等も含む)。掲載した写真は、アートのほんの一部です。この両日は、雨交じりのあいにくのお天気でした。アートも景色も、お天気によってがらりと趣を変えることと思います。

会期は10月12日(月)まで。一度と言わず、二度三度足を運びたいアートたち。そして、これから繰り広げられる、シンポジウムやパフォーマンスも盛りだくさん。しっかりたっぷり楽しみたいです。皆さんもぜひ!

(月刊ウインド編集部 市川明美)

 

※月刊ウインド9月号に記事掲載予定です。

★月刊ウインドでは、誌面での特集のため、「水と土の芸術祭」の感想を募集しています。皆さんの写真や感想を、シネ・ウインド内 月刊ウインド編集部までお寄せください。

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水と土の芸術祭2015

会期: 2015年7月18日(土)~10月12日(月・祝):87日間

会場:4つの潟及び新潟市内全域

メインフィールド 鳥屋野潟、福島潟、佐潟、上堰潟

ベースキャンプ 旧二葉中学校

サテライト 天寿園、いくとぴあ食花

料金:観覧無料(一部有料あり)

主催: 水と土の芸術祭2015実行委員会

問い合わせ先:水と土の芸術祭実行委員会事務局

〒951-8507 新潟市中央区西堀前通6番町894番地1 西堀六番館ビル5階(水と土の文化推進課内)

Tel:025-226-2624 Fax:025-228-7370 E-mail:info@mizu-tsuchi.jp