「白い犬とワルツを」出演 草笛光子さん 囲み取材

2016年7月29日
シネ・ウインド

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りゅーとぴあ発 物語の女たちシリーズ 第11弾「白い犬とワルツを~私は白い犬~」出演の草笛光子さんにお会いする機会を得ました。
(7/28 りゅーとぴあ にて)。

DSCF5385c写真:取材場所の能楽堂前にて

「白い犬とワルツを」は、アメリカ人作家テリー・ケイ作の人生の終盤に訪れた奇跡の愛を描いた名作。

「一人朗読劇」だと、草笛さん。
女優がやるのだから、ただ読むのではなく、心で語りたい。声でももちろん語りたいし、表情でも語りたいし、足でだって語りたい、と、にっこり。

「左手のピアニスト」として知られる舘野泉さんと朗読でコラボしている舞台での様々なチャレンジ。「私はほっぽらかされてる」と、草笛さん。誰も振り付けてくれないので、全部自分で考える。大変だけどおもしろい。ライブ感を大切にしている、出たとこ勝負。「でも、台本と違うことは言わない」と、女優魂がキラリ。

草笛さんは犬が好きで、黒い犬を飼っているとのこと。
私だったら(「白い犬とワルツを」ではなく)「黒い犬とタンゴを」だわね(笑)と、タンゴの手振り付き。

「白い犬とワルツを」の衣装のアイデアや、和製ミュージカル創成期のお話、舞台「狸御殿」、司会を務めていた音楽バラエティ「光子の窓」では洋裁をなさるお母さまがいつも衣装を作っていたこと、「光子の窓」で永六輔さんとやった「勧進帳」のことなど、いろいろ伺い、取材というよりトークショーに招かれたような、素敵なひと時でした。

舞台を作る過程が大好きと語る草笛さんの「白い犬とワルツを」、とても楽しみです。

(月刊ウインド編集部 市川明美)

※取材記事は月刊ウインド9月号掲載予定

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りゅーとぴあ発 物語の女たちシリーズ第11弾
「白い犬とワルツを~私は白い犬~」 新潟公演

 出演:草笛光子
 原作:テリー・ケイ著
 訳:兼武進「白い犬とワルツを」(新潮文庫刊)
 上演台本:笹部博司(りゅーとぴあ演劇部門芸術監督)
 演出:鵜山仁
2016年10月1日(土)14:00~
会場: りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場
料金: 全席指定 全席指定 4500円
U25シート 2500円 ※25歳以下の方対象の格安シート
問い合わせ:りゅーとぴあ TEL: 025-224-5521(11:00~19:00/休館日を除く)
※他に、東京・滋賀・兵庫・上田・茨城・北海道公演あり