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3月5日(土)から開催される「ジブリの大博覧会」は、「思い出のマーニー☓種田陽平展」と「ジブリの大博覧会展」の同時開催。新潟県立近代美術館での開場式は、取材陣や関係者で大変な賑わいでした(3/4)。

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写真:テープカット

実写映画の美術監督として世界で活躍する種田陽平さん。
「思い出のマーニー」が第88回アカデミー賞の長編アニメ映画賞にノミネートされ、授賞式で訪れていたアメリカから直接長岡へいらしてくださったとのこと!
長岡では、「借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展」(2011年11/3〜2012年1/15)で、新潟県立近代美術館の展示室に「借りぐらしのアリエッティ」の巨大なセットを創りあげ、観客を小人の世界へ誘い込んでくれました。
今回は、初めてアニメーションの美術監督を務めた作品「思い出のマーニー」の世界が再現されています。
映画に登場する湿地や、湿っ地屋敷、そして、マーニーの部屋。室内は壁紙も映画と同じ。ベッドはドイツから、ピアノはイギリスから、この展覧会のために取り寄せたとのこと。置いてあるものなどもひとつひとつ作り込んであり、実写映画でもなかなかここまではできないと、種田さん。
マーニーの日記の文字もしっかり映画と同じ。重要なキーとなる湿っ地屋敷の古い写真も展示されているので、探してみてくださいね。

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写真:種田陽平さん

「マーニーの部屋」でおこなわれた種田陽平さんの囲み取材では、月刊ウインド・平編集長の質問に答え、実写もアニメも基本的には同じであるとし、30年間のジブリの歴史とノウハウから教わったことが多いと話してくださいました。種田さんが美術を担当したタランティーノ監督の新作「ヘイトフル・エイト」を見た観客からは、「『思い出のマーニー』ファンは必見だ」との声もあったとのこと。物語もセットも全く違うけれど、その世界観に共通するものがある、と。

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写真:解説をしてくださった、スタジオジブリ制作業務部取締役部長・野中晋輔さん

「ジブリの大博覧会」では、ジブリにも一枚しか残っていない貴重なポスターや、複数バージョンあるポスター、新聞広告、各種ノベルティなどがずらりと並び、壮観!
手書きの企画書や、コピーが決まるまでのFAXのやりとりまで展示してあり、こんなもの見せちゃっていいの?! というか、よく保存してあったなぁ、と驚いてしまいました。

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「思い出のマーニー☓種田陽平展」と「ジブリの大博覧会展」どちらも、ジブリファンはもちろん、映画ファン、映画製作に関心のある方は本当に楽しめる展覧会だと思います。ぜひ足を運んでみてください。

(月刊ウインド編集部 市川明美)

※月刊ウインド4月号に、平編集長による取材記事「タイラのイラストルポ」を掲載します。お楽しみに。

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●ジブリの大博覧会
「思い出のマーニー☓種田陽平展」「ジブリの大博覧会展」
http://kinbi.pref.niigata.lg.jp/tenran/kikakuten/kkk_kaisaichu/
会期:2016年3月5日(土) ~ 2016年5月15日(日)
開催時間:9時~17時 ※観覧券販売は16:30まで
休館日:3/7(月)、14(月)、22(火)、4/11(月)、18(月)、25(月)、5/9(月)
会場:新潟県立近代美術館(新潟県長岡市千秋3丁目278-14)
観覧料:一般 1300円(1100円)、 大学・高校1100円(900円)
※(  )内は有料20名以上の団体  ※小・中学校の児童・生徒は無料
※上記料金で「思い出のマーニー☓種田陽平展」「ジブリの大博覧会展」が観覧できます
※障害者手帳・療育手帳をお持ちの方は観覧料免除(受付で手帳を提示)
主催:ジブリの大博覧会新潟展実行委員会、新潟県立近代美術館、TeNYテレビ新潟
問い合わせ: 新潟県立近代美術館 電話: 0258-28-4111 FAX: 0258-28-4115