11/22、新潟市役所で行われた「第1回ニイガタ安吾賞 受賞者発表記者会見」に行ってきました。

昨年第10回を数えた「安吾賞」は、対象を「新潟市ゆかりの人」とすることでより身近な「ニイガタ安吾賞」へと生まれ変わりました。
今回は自薦他薦含め42件の推薦があったとのこと。

この日、篠田新潟市長から発表された「第1回ニイガタ安吾賞」受賞者は、高儀農場代表取締役の髙橋治儀さん(新潟市北区)でした。
おめでとうございます。

豊かな食文化の発展に尽力してきた髙橋治儀さん。
「産地直食」を目指し、農地法上の問題など困難に直面しつつもそれを乗り越え、農業の新しい道を切り開いているパイオニアとしての姿が、「現代の安吾」にふさわしいと、選考理由が語られました。

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髙橋治儀(たかはし はるよし)さん(写真)は、1953年生まれ。
1985年よりトマトの節水栽培に取り組み、苦戦しつつも販路を広げ、1999年には観光イチゴ園を開園。2000年に産地直食のイタリアンレストラン“ラ・トラットリア・エストルト”を開業するも、農地法上違法性ありと指摘され、2003年にやむなく休業。2004年「エコファーマー」(新潟県持続性の高い農業生産方式の導入計画の認定者)認定。2014年に新潟市が国家戦略農業特区に指定され、翌年農用地域内に農家レストランを建設、今年5 月に農家レストラン “ラ・トラットリア・エストルト”を新装オープン(資料より)。

トマトの節水栽培に取り組まれたのが、シネ・ウインド開館と同じ1985年というところに、時代の空気を思い出すとともに、親近感を覚えます。

困難があってもあきらめなかった髙橋さん。
篠田市長は「(髙橋さんの)思いに時代が追い付いてきた」と。
また、“ラ・トラットリア・エストルト”は新潟県産杉をふんだんに使用した建物であり、「最高のものを目指す挑戦者魂がある」(篠田市長)とも。

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写真は受賞者発表記者会見より 篠田明新潟市長とシネ・ウインド齋藤正行(ニイガタ安吾賞選考委員・安吾の会世話人代表)

今後2月頃には、授賞式と市民交流事業を行う予定とのこと。
楽しみです。

(月刊ウインド編集部 市川明美)

※取材記事は月刊ウインド1月号(1/1発行)に掲載します。