おすすめ作品「ブックセラーズ」

月刊ウインド編集部

6/5~6/18 シネ・ウインド上映 ※火曜定休

 ★上映時間→ https://www.cinewind.com/schedule/

 ★劇場受付と公式サイトで2週間分の座席チケット販売中 購入はこちら→ https://cinewind.sboticket.net/

彼らは本の狩人(ハンター)で、本を守る天使(エンジェル)

〇「ブックセラーズ」のススメ〇

本を探し、本を売り、本を愛するブックセラー。社会の多様化やデジタル化で、本をめぐる世界は大きく変わってしまった。書店は、本は、未来に生き残るのだろうか―。

本好きのための地味なドキュメンタリー映画かと思ったら、軽妙かつオシャレで驚いた。スクリーンの前にいながらにして、にぎやかなブックフェアの様子や、美しく希少な本の数々、居並ぶ本棚が壮観な書店や図書館など、めくるめく世界が広がる。ブックセラーが登場する映画がたくさん紹介され、「若草物語」のオルコットが偽名でパルプ小説を書いていた、なんてトリビアの数々も。

「ここ15年の変化は、その前の150年より激しい」という言葉が出てくる。高齢化や後継者問題、女性オーナーの少なさも、書店に限った話ではない。でも、すてきな音楽とともに登場する本好きさんたちは、好きなものに囲まれて幸せそうだ。「一度も本を捨てたことがない」という人も出てくる。なんとうらやましい…。本に限らず、好きなもののある人はきっと本作に共感を覚えるに違いない。

書店に似合いの猫たちもお見逃しなく。あと、エンドロールは最後まで見たほうがいいですよ。

(市川明美/月刊ウインド6月号より)

  

2019年 アメリカ (1時間39分)

監督 D・W・ヤング

配給 ムヴィオラ、ミモザフィルムズ

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公式サイト http://moviola.jp/booksellers/