小さくてあったかい

シネ・ウインド

初めまして、熊倉 静と申します。新潟市で活動している劇団カタコンベという劇団に所属しています。今回は、飼い猫トトロと一緒にいて感じることと、公演の宣伝も少しさせていただきます。

朝目覚めると、いつの間にか布団の中にいます

稽古でへろへろになって帰ってくると、いつの間にか足元で彼女は寝ています。ずっしりすぎでも、ふわふわすぎるでもない、その重みを感じるとすごく安心できます。小さくてあったかい感じの重みです。どこか一部分だけ、やさしく触れてくるのです。背中だけ少し触れてきたり、足先だけ少し乗せてきたり。

団子になって一緒に眠っているときに、彼女が頭を乗せてきてくれる小さな重みも愛おしいです。「あぁ、この子はちゃんとここにいて生きてるんだな」と一緒に暮らしていて感じます。

冬は特にくっついてきます

劇団カタコンベの公演が3月24日から始まります。生きるとか命とか、ちょっと関係あったりもします。観た人が勇気をもらえるような、優しい作品2本です。ぜひ観にきてください。         

(熊倉 静〈1〉)

  

■劇団カタコンベ第69回公演「バジリコの森で仰ぎ見る、空。」「コップの水の向こう側を風に吹かれてミジンコが行く」

日程:3/24~4/4 ★2作を日替わりで上演(ともにダブルキャスト) 

会場:新潟古町えんとつシアター 詳しくはこちら

  

※月刊ウインド2021年4月号掲載

  

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※全席「座席指定制」、火曜定休になりました 

※劇場受付と公式サイトで2週間分の「座席指定チケット」を販売中。受付混雑緩和のため、事前購入と早めの来場にご協力ください

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