月刊ウインド2021年12月号(435号)

シネ・ウインド

表紙は、「ドライブ・マイ・カー」で第74回カンヌ国際映画祭脚本賞などを受賞した濱口竜介監督による、“偶然”をテーマにした3つの短編からなるオムニバス映画「偶然と想像」(12/18~1/7上映 ※火曜・12/31・1/1休館)。軽快な物語の始まり、日常の対話から一転、鳥肌が立つような緊張感とともに引き出される人間の本性、切り取られる人生の一瞬…。驚きと戸惑いの映画体験が、いま始まる―。第71回ベルリン国際映画祭にて銀熊賞(審査員グランプリ)受賞。

12月の上映作品の紹介&時間を掲載。(→上映スケジュール)

※新型ウイルス感染症対策については公式サイトをご覧ください。

※ご来場の際はマスク着用の上、食事(軽食・菓子含む)はご遠慮ください

※シネ・ウインドは全席「座席指定制」、火曜定休です(12/7は特別開館)

※劇場受付と公式サイトで上映の13日前より「座席指定チケット」を販売しています。受付混雑緩和のため、事前購入と早めの来場にご協力ください

   

特集は「W座を訪ねて 信濃八太郎」。

2020年11月に、全国のミニシアターを紹介する番組、WOWOW「W座を訪ねて~信濃八太郎が行く~」でシネ・ウインドに取材にいらしたイラストレーターの信濃八太郎さん。番組をご覧になった方も多いことでしょう。現在、劇場受付の後ろに信濃さんが描いたシネ・ウインドの外観図を展示しています。その作品でポストカードや36周年祭のポスター・チラシを作らせていただくやり取りの中で、信濃さんよりお寄せいただいたエッセイを誌面でご紹介。お人柄の伝わるあたたかい文章です。

信濃さんのWOWOWnoteもぜひご覧ください → https://note.wowow.co.jp/n/nb9216f54f228

「W座を訪ねて~信濃八太郎が行く~」

他に、読者投稿「『BILLIE ビリー』と『サマー・オブ・ソウル』」、舞台や展覧会の感想など盛りだくさん。

画家・長沢明さんの隔月連載「番外写生」第5回は「孤高のヒーロー」。「サウンドトラック隊の映画音楽講座」は「『ベルモンド傑作選2』の音楽に注目!」。

人気連載「猫と暮らして」は特別編「鳩と暮らして」その1(Webサイトにて、カラーでご覧いただけます)。

大阪の天満天神繁昌亭初代支配人・恩田雅和「南の果てより愛をこめて」、コラムニストえのきどいちろう「どうしてこんなに映画なんだろう」好評連載中(12/4来館決定!!)。

   

◎新型ウイルス感染症の影響により、掲載内容に変更が生じる場合があります◎

   

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★月刊ウインドは、シネ・ウインド及び新潟市内の紀伊國屋書店、北書店、ジュンク堂書店、コンチェルト、ヒッコリースリートラベラーズ、ミュージアムショップ ルルル、情報工房DOC万代メディアシップ店で販売。ネットショップより発送も承ります!! 

   

《もくじ》

P.1 スケジュール表 料金表 もくじ

P.2~5 シネ・ウインド インフォメーション

「森の学校」「とむらい師たち」《映画配給会社特集 第1弾 太秦「スザンヌ、16歳」「カウラは忘れない」「夕霧花園」》「クー!キン・ザ・ザ」「ヴィタリナ」《ジャン=ポール・ベルモンド傑作選2「リオの男」「カトマンズの男」「相続人」「エースの中のエース」「アマゾンの男」》《映画配給会社特集 第2弾 チャイルド・フィルム「ベルヴィル・ランデブー」「川本喜八郎監督特集」「岡本忠成監督特集」》「ちょっと北朝鮮まで行ってくるけん。」《連続講座 現代アートハウス入門》「スウィート・シング」「偶然と想像」「幕が下りたら会いましょう」《沖縄ドキュメンタリー映画特集「生きろ-戦中最後の沖縄県知事」「夜明け前のうた 消された沖縄の障害者」「サンマデモクラシー」「オキナワサントス」》

P.6 事務局通信

P.7 

番外写生 5 長沢 明

あちらこちら安吾 *坂口安吾生誕祭レポート

P.8   

ウインド あ・ら・かると 投稿「BILLIE ビリー」と「サマー・オブ・ソウル」

P.9~10 

特集 W座を訪ねて 信濃八太郎

P.11   

サウンドトラック隊の映画音楽講座 116 島田幸市

演劇 *「A  JOURNEY」を観て

P.12   

どうしてこんなに映画なんだろう 103 えのきどいちろう

猫と暮らして 特別編 鳩と暮らして その1

あ・ら・かると *「福富太郎」展 感想

P.13   

南の果てより愛をこめて 394 恩田雅和

声風―SEIFU― 編集後記

   

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(月刊ウインド編集部 市川)