八百枝奈瑠
はじめまして。元アルバイト高校生の八百枝奈瑠です。スタッフ通信を書くのは初です。
さて、今回は3/15~20に開催された『第3回新潟国際アニメーション映画祭』(略称:NIAFF)について書きます。第1回から通っているので3年連続の参加です。第1回、第2回について振り返っていきます。
第一回新潟国際アニメーション映画祭
当時、私は中学3年生でした。受付の人に年齢を言うと必ず驚かれました笑 3/20の『AKIRA』(シネ・ウインド)の上映からスタート。実はこれが初ウインド!本棚が気になったのに、帰る人々の波に飲まれて本棚を見ることができなくて泣く泣く帰ったのを思い出します。当時は敷居が高いと感じていました。今考えるとそんなことないのに笑笑
満席で大人気でした。確かB-2席あたりで鑑賞しました。一度はスクリーンで観たいと思っていた作品なので大満足。大迫力でした。

次に『スカイ・クロラ』押井守監督トーク付き(市民プラザ)を鑑賞。感動!押井守監督作品のイメージが変わりました。余韻が2週間くらい残ったのを覚えています。原作小説も購入しました。生で見る押井守、とても良かった!なぜかかわいらしい。トークの内容も良かったです。それと、なんと新潟日報に取材されました!

次に3/21の『地球外少年少女』(市民プラザ)の前編後編を鑑賞。礒光雄監督のサイン会もありました、電脳コイルファンなので嬉しい!面白いアニメでした。近未来と礒光雄の相性はとても良いですね😆
最後に『長編コンペティション部門授賞式』『アニソンライブ』(りゅーとぴあ・劇場)。


押井守監督目当てで行きましたが、今回もかわいかった😀アニソンライブには米倉千尋さんと石田燿子さんが出演されていました。08小隊、セラムン、SHIROBAKOファンにはたまらないセトリでした😆
チケット完売や予定が合わないせいで観たくても観られなかった作品はたくさんあります。『童夢(パイロット版)』『山中貞雄に捧げる漫画映画『鼠小僧次郎吉』』『花の詩女 ゴティックメード』などなど…ですが、大満足した第1回でした。
第二回新潟国際アニメーション映画祭
実は『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のみしか観ていません😆総監督富野由悠季、メカデザイナー出渕裕のトーク付きです。即完売になると思い、発売開始に席を取り、最前列を死守。素晴らしい環境でトークを聴くことができました!しかし、映画を観るとき、首が痛くなりました笑
富野監督もかわいいですね😍「(活動開始)60周年、60周年」と言いながら会場に入ってくる姿を忘れません。起伏のあるトークがとても面白かったです!当たり前のように満席で、人気を再確認しました。

第3回新潟国際アニメーション映画祭
1日目(3/15)
この日は9:00~14:00シネ・ウインドのバイトでした。T・ジョイ新潟万代との往復にびっくり!前日の説明会に参加したものの、PCの作業が難しくて困りました。市民プラザに荷物を届けに行ったり、その間にがたふぇすを通ったり、楽しかったですが、とても疲れました…今敏のラッピングが嬉しい!

2日目(3/16)
『千年女優』(シネ・ウインド)監督安藤雅司、作画監督小西賢一、キャラクターデザイン・作画監督本田雄のトーク付き。今敏監督作品を一度はスクリーンで観てみたかったんです。特に『千年女優』!とても作品に集中できて、迫力もあって、幸せな時間でした。1人の女優の人生について、こんなに感動できて、没頭できるとは…。すごい作品です。私のおすすめのアニメ映画ランキングトップ3に絶対に入る作品です。それと、なんとなく高峰秀子へのオマージュを感じます。

トークも最高でした!今敏監督の意外な人物像に驚きました。ガンダムとか飲み会の話とかいろいろ。最前列を死守したので最高な環境で聴くことができました。好きなアニメーターさんにとても近い距離でお話を聴けて、嬉しかったです。
なんと、その後オリコンさんの取材も受けました…!
掲載されたオリコン記事
今敏監督の「ガンダム」オタクな一面を明かす アニメーターの安藤雅司・小西賢一・本田雄が登壇
また、この日はボランティアIさん主催の映画グッズ掘り出しモノ市も開催していました。Iさんが企画、設営、販売など全ての作業を行なっていて、情熱や企画力の凄さに驚きました。私は手伝いに行ったはずが特に手伝うことはなく商品をずっと見ていました。今回、NIAFFのおかげもあってか大盛況で嬉しかったです!
以下のパンフを200円ずつで購入しました、安い!1、2枚目のパンフは安部公房生誕祭で関連資料として展示して、3枚目のパンフは大ファンの伯父にプレゼントします。前回も999のパンフをプレゼントしました笑笑

今回の掘り出しモノ市は私の学校用のインスタなどでも宣伝しました。なんと、私の宣伝で7名の方が来てくださいました!中には初ウインドの方もいるようで。嬉しかったです。みなさんたくさんグッズを買ってくださったようです。驚いたのは、某洋画のポスターを200円で買った方。なんと同じポスターをメルカリで調べたら2万円で売られていました笑笑ウインド、値段が破格すぎます。年に数回不定期で行なっているのでぜひいらしてください!
そして、『パプリカ』(シネ・ウインド)の入場にも遭遇。若いお客さんが多くて驚きました!ウインドを後世に残していくため、若い方は必要不可欠。とても嬉しかったです!
3日目(3/17)
『AIによる アニメ表現の行方 第2部シンポジウム』(日報ホール)のみを鑑賞しました。登壇者は手塚眞、長嶌寛幸、飯塚直道、中島良、荒牧伸志。AI肯定派という視点からさまざまな興味深いお話を聴くことができました。質疑応答にも答えてくださりました。(お写真飯塚さんが隠れてます…)

4日目(3/18)は活動なし。
5日目(3/19)
この日はバイトでした。しかし、この日から今敏レトロスペクティブでは必ず監視役が就くことになりました。私は『妄想代理人①』(シネ・ウインド)の監視役となって、ラッキーなことにバイト中に映画を観ることができました。実はコロナ禍(中1?)の時に観たことがあるのですが、申し訳ありませんがあまり良い印象はありませんでした。しかし、久しぶりに観てみると面白い!話の続きが気になる。こういう雰囲気のアニメは珍しいなと思いながら観ていました。私と同じ病気で苦しんでいるキャラの回もあってびっくり!面白かったので、U-NEXTで続きを観ました。面白かったです。
6日目(3/20)
偶然、華道教室の友人から招待券をいただいたので華道教室の先生と『走れメロス』(シネ・ウインド)を鑑賞。35mmフィルム上映なのでたまにノイズがかかって新鮮でした。フィルム上映だからこそできる経験ができました。面白いアニメでした。キャラ1人1人を掘り下げているところが良いです。主題歌が大好きな小田和正さんでびっくり!

最後は『プロジェクト『REKKA』の現在地2025』(日報ホール)を鑑賞。大好きな板野一郎さんのトークを最前列で聴くことができて大満足でした。前半(ウルトラマンやガンダムの裏話)はSNSに書くことが禁止されていて書けませんが、後半は『REKKA』についてのお話でとても興味深いお話をたくさん拝聴することができました。なんと主題歌が鼓童!合いそうです。出来上がってる設定やムービーを見たり、たくさんの製作陣の裏話を聴いたり、完成が楽しみになりました。何よりも大好きな板野一郎さんが新潟のことを愛していることが嬉しかったです。
今回はトーク含めて合計5回観ました。大満足です。来年は2/20~26に開催するらしいです。受験もう終わってる時期かな?また参加できるのを楽しみにしています。
