毎週土曜日はシネ・ウインド会員による運営機関「上映企画部」打ち合わせの日です。
こうして毎週シネ・ウインドの会議に出ているのも、映画の話が出来るからということがあります。ただでさえ友人が少ないのに、普段映画の話ができる人が周りにおりません。なので土曜日の夜に、最近観た映画の話やら、これからウインドで上映したい作品についてあぁだこぅだと弁舌をふるいあえるのが、いい気晴らしとなります。というのも映画館のフリースペースという空間上、私などより遥かに映画、演劇、芸術、音楽、書籍などに長く広く親しんでいる方々や、これからもどんどん映画を観ていってほしい方もいらっしゃるので、打ち合わせをしながらも映画の話が出来ることが愉しくて仕方がないわけです。
早いもので、今は5月上映スケジュールがほぼ固まりつつあります。脂の乗りきっている監督の最新作、インド映画案件、お決まりの上映イベントなど、順調に決まっていき、今年のゴールデンウィークは既にホットなムードが見通せるようで、自分の未来予知能力の逞しさに震撼します。
気前よく議題から逸脱しところでは、タルコフスキー、バーホーベン、フライシャー、デヴィッド・エアー、マリサ・トメイ、アイス・キューブらの話題による温もりから中央区の積雪を許さず、2024年は黒沢清監督の活躍が目覚ましい年であることを喜び合いました。こうして新作に負けず劣らず過去作品について話題が沸騰することにも理由があり、これからの上映企画案件に関わることでもあるので、近々に詳細が発表出来たらと思います。ご期待ください。
第２回新潟国際アニメーション映画祭(3/15～3/20)のリーフレットも納品されました。上映企画部内でも各自近隣を巡って配布・設置を試みますので、こちらも是非ご鑑賞ください。(若槻)
