おすすめ作品『花椒(ホアジャオ)の味』

月刊ウインド編集部

1/22(土)~2/4(金) シネ・ウインド上映 ※火曜定休

 ★上映時間→ https://www.cinewind.com/schedule/

 ★劇場受付と公式サイトで13日前より座席チケット販売中 購入はこちら→ https://cinewind.sboticket.net/

 

赤い花椒は香りがよくて、青い麻椒は痺れが強い―

 

〇『花椒(ホアジャオ)の味』のススメ〇

香港の街角。人気の火鍋店を営む父が急死。仕方なく一連の儀式と手続きを行う疎遠だった娘のユーシュー(如樹)の前に、台北と重慶から初対面の異母妹達が突然現れる。

台北のルージー(如枝)は男装のビリヤード選手、重慶のルーグォ(如果)はネットで稼ぐイケイケインフルエンサー。言葉も見た目もバラバラ、共通点は「激辛好きでゴキブリ嫌い」くらいだが、流転の人生を送りながらもそれぞれの土地で父が根付かせたものが何だったかを、持ち寄り確かめあえるのも3人きりだ。

ルーツも好きな味も同じ、だけど互いにいろいろあるのよ、という大陸と台湾と香港そのものの3人家族。他人は簡単に口を挟めない。そしてそれぞれ、親世代が信じて押し付けてくる「幸せの枠」にはどうにもハマれず、かといって今の自分は迷いばかり。「父の火鍋の味」を模索し、店を続けようと力を合わせるが…。

味の決め手の花椒は近年日本でも人気だ。独特の痺れを恐れる人も多いが、清涼感溢れる快い香りは、思い切って噛み締めてこそ味わえる。言わずと知れた香港スター、アンディ・ラウ(劉徳華)や、台湾の福山雅治リッチー・レン(任賢齊)など豪華な具材も取り揃え、アジアの名匠アン・ホイ(許鞍華)が手がけた温かい食卓。新しい味になじみがない、という方こそぜひご一緒しましょう。清涼感で胸いっぱいになって帰れることうけあいです。 

(永井美津子)

 

2019年 香港 (1時間58分)

配給:武蔵野エンタテインメント

脚本・監督:ヘイワード・マック(麥曦茵)

出演:サミー・チェン(鄭秀文)、メーガン・ライ(赖雅妍)、リー・シャオフォン(李曉峰)

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