12/7(日)『プリズン・サークル』上映&イベント情報!!

2025年10月31日
荒木夏実

取材許可まで6年、撮影2年―――
初めて日本の刑務所にカメラを入れた圧巻のドキュメンタリー
加熱する犯罪報道、厳罰化を叫ぶ声——けれど私たちは、この国の「罪」と「罰」について多くを知らない。

プリズン・サークル予告

なぜ既にシネ・ウインドで上映済みの映画を再上映するのか?

全国で唯一”TC”という更生プログラムを取り入れた官民協働の刑務所で受刑者を追ったドキュメンタリー作品。『プリズン・サークル』は2020年に公開され、シネ・ウインドでも同年に上映されました。
坂上監督は映画だけにとどまらず映画公開後、書籍「プリズン・サークル」(2022年)「根っからの悪人っているの?被害と加害のあいだ」(2023年)を書き下ろしこの映画の深度を深めました。書籍を読んだ方にぜひ観ていただきたい映画であり、映画鑑賞のみの方にぜひ坂上監督の生のお話を聞いていただきたいと思いシネ・ウインド40周年祭実行委員会、映画で人権を考える会で企画しました。
新潟ではなかなか無い機会です!ぜひご参加お待ちしております!

上映&舞台トーク情報

ゲスト 坂上香さん(『プリズン・サークル』監督) 打越さくらさん(参議院議員)
日時 2025年12月7日 12:00〜14:50
会場 新潟・市民映画館 シネ・ウインド
チケット 劇場受付またはオンラインにて座席指定購入(上映日の13日前より)
大人2,000円 学生・シニア1,300円 劇場会員1,200円
※各種招待券はご利用いただけません。
お問合せ 025-243-5530

フリートークイベント情報

坂上香監督と語り合う会
坂上監督のお話を聞いて、映画の感想シェアから色々語り合いましょう!
ゲスト 坂上香監督 司会 打越さくら
日時 2025年12月7日 15:30〜17:00(開場15:10)
会場 新潟市総合福祉会館 5階501号室
   新潟県新潟市中央区八千代1丁目3−1
定員 40名(先着)
事前申込で定員を達した場合、当日受付はございません。
お申込 申込みフォームまたは025−243−5530
お問合せ cinewind.humanrights@gmail.com

ゲスト・司会情報◆

監督 坂上 香
KAORI SAKAGAMI

ドキュメンタリー映画監督/一橋大学客員准教授/NPO法人out of frame代表。HIV/AIDSに母子感染した子ども達の日常を描いた番組でATP新人賞受賞。文化庁優秀賞、ギャラクシー賞大賞等、数多くの賞を受賞。暴力の加害や被害、回復をめぐる番組や著書も多数。2001年TV界を脱し、初の自主製作映画「Lifers ライファーズ 終身刑を超えて」(2004)でニューヨーク国際インディペンデント映画祭海外ドキュメンタリー部門最優秀賞受賞。『プリズン・サークル』は文化庁文化記録映画大賞を受賞。

参議院議員 打越さく良
SAKURA UCHIKOSHI

参議院議員・弁護士。弁護士としてはこれまでDV被害者や虐待を受けた子どもたちの救済に取り組むほか、医学部入試における女性差別対策弁護団、夫婦別姓訴訟弁護団に加わった。2025年7月再選(新潟県選挙区選出)。