10/24(土)【原子力映画アーカイブ「プレーフクシマ編」】レポート

シネ・ウインド

毎年10/26は原子力の日です。詳しくはコチラをご覧ください。1985年の開館以来、シネ・ウインドではこの原子力の日にちなんだ企画上映を開催してきました。今年は福島原発の事故をひとつの基準とし、事故以前と事故以降とに作られた映画とを上映する企画「原子力映画アーカイブ プレ-フクシマ編&ポスト-フクシマ編」を開催しました。そして10/24(土)に「プレ-フクシマ編」の映画上映とトークを行ないました。

当日上映したのは瀬々敬久監督作品「昭和群盗伝2 月の砂漠」と木村文洋監督作品「へばの」。両作品の上映後には瀬々監督と木村監督さらに31日から上映の映画「ナオトひとりっきり」の中村真夕監督も加わり豪華なゲストトークが行なわれました。

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「昭和群盗伝2 月の砂漠」「へばの」ともに原子力発電にまつわる不穏な空気を漂わせる、何かのトラブルを予感させる時代を先取りした傑作でした。そしてシネ・ウインドボランティアスタッフの中村賢作さん(シネ・ウインド日本映画企画チーム=PROJECT DOMO代表)の進行の元、豪華出演者によるトークを開催。その充実したトークは後日月刊ウインドにて報告いたします。とにかく盛りだくさんのトークでした。

当日トークに参加された中村監督の「ナオトひとりっきり」は、10/31(土)~11/6(金)の毎日14:45から上映。10/31(土)の初日には主演の松村直登さんをお招きし舞台あいさつがあります。10/24の上映&トークに参加された方はもちろん、まだ「原子力映画アーカイブ」に接していない方も是非お越しください。

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トーク終了後の記念撮影です。

ナオトひとりっきり 10/31(土)~11/6(金) 毎日14:45上映開始

※10/31(土)の上映終了後、松村直登さん舞台あいさつ有り。