3/21㈯~4/3㈮ ※火曜休館

2024年 アメリカ
1時間50分
配給:彩プロ
監督・製作総指揮
マイケル・クリストファー
『ナイト・ウォッチャー』
製作
ブルース・コーエン
『世界にひとつのプレイブック』
スティーブン・ロジャース
『クーパー家の晩餐会』
脚本
エリザベス・セルデス・アナコーン
撮影
サイモン・デニス
『ディストピア パンドラの少女』
美術
アイナ・メイヒュー
『200本のたばこ』
衣装
エミリオ・ソサ
編集
ジョセフ・クリングズ
『はじまりへの旅』
音楽
マック・クエイル
『おわらない週末』

主演
ジェシカ・ラング『ブルースカイ』
キャシー・ベイツ『黙秘』
ピアース・ブロスナン『ダンテズ・ピーク』
リリー・レーブ『完全なるチェックメイト』
ジェシー・ウィリアムズ『キャビン』
シンディ・ホーガン『CHASE チェイス 猛追』
マイケル・ローズ『チキンラン』
それでも、舞台に生きる
ブロードウェイの大女優リリアン・ホールは、大切な舞台の最中、突然言葉が出てこなくなるアクシデントに見舞われる。医師から告げられたのは「認知症」だった。実在した大女優マリアン・セルデスをモデルに描く本作は、「忘れていく」という過程を、記憶の喪失にとどまらず、自分らしさが少しずつ剥がれ落ち、別人のようになっていく残酷さとして描き出す。日に日に進行する症状の描写にはリアリティがあり、その変化も繊細だ。舞台の役に深くのめり込んでいく主人公の姿は、現実と役柄、自分自身の境界が曖昧になっていく過程とも重なる。そこに感じられるのは、抗うことができない無情さと、それでもなお表現することにしがみつこうとする人間の切実さだった。
宮下千宙
月刊ウインド2026年3月号より

上映時間
3/21㈯~27㈮ 〇12:30~14:30
3/28㈯~4/3㈮〇10:00~12:00
