感謝を込めてcommand + V

TAKEI Ryo

4/24(水)夜、月刊ウインド編集会議。仕事終わりや学校終わりの6人が参加。

5月号はすでに手を離れていて、6月号は原稿の締切り前。だからそんなにやるべきこともないタイミングだ。僕は散らかした机の周りを片付けて、すでに届いている6月号の原稿の配置を始める。締切り前に原稿を送ってくれた編集部員やライターさんに感謝を込めてcommand + V。テキストを流し込む操作は楽しい。

いくつかの事務連絡が済むと雑談に移る。ゴールデンウィークの旅行の予定やら、他館の「アイアンクロー」「異人たち」「オッペンハイマー」の感想やら、北欧の話やら、韓国の話やら、JR新潟駅の話が飛び交う。

そうしてのほほんとしていると、不意に11月号の話題になる。今から動いておいた方がいいですよ――と助言を受けた。今年も11月号はもちろん増ページ号である。「コンテンツ募集中」を無策に謳ってみても仕方がないので、頭の片隅のなるべく見えやすいところに配置して暮らすことにする。

シネ・ウインドのオレンジ色の灯りをくぐって外に出る。コート不要の春の夜風に包まれながら、今から帰ります、と家族に連絡をいれる。