シネ・ウインド上映企画会議 毎週土曜19時~

〈シネ・ウインドKEEPプロジェクト〉
2035年開館50年を目指して
新規上映設備購入募金
8月18日時点で534万円、405名様からのご協力。23日で645万、484名様。NST新潟総合テレビ様に取り上げていただき、Yahooニュース様にも掲載してもらってから急増していて驚きました。ご協力をいただきまことにありがとうございます。
31日まであと1週間。新潟市の良質で多様な鑑賞環境を維持していくため、何卒よろしくお願いいたします。
偶然、ある個人の方の発言を目にしたのですが、「映画館はべつに映画好きのためにあるわけじゃない。10年ぶりにやっと来れるようになった人もいるかもしれない。その間に入場の仕方やルールが変更されたりして戸惑うことだってあろう。それを頻繁に映画館に訪れるマニアがしたり顔で『普段来ない人のマナー違反が…』とか言うのは”驕り“でしょうね」(原文まま)とのことでした。これには改めて考えさせられました。

私たちは映画館専従ではなく、ボランティアスタッフなので、基本的に映画好き、音楽好き、演劇好きといった好事家たちの集まりとなりやすいです。そして上映企画部はたくさんの新作映画と過去作の復活上映の案件を見ていきます。たくさんの常連様に支えてもらい応援してもらっておりますので、初めましての方、お久しぶりの方を迎え入れる環境を整えているか、その意識が疎かになっていないか、ということです。大事なことなのに。


「映画館で映画を観る」その習慣自体が世界的に薄まる現代。これがいかに意義あるもので充実した人類の文化活動であるものかを、まず映画業界や映画館関係者がじっくり考えて易しくお勧めしてしていかないと、ということですね。
今回の募金活動でたくさん考えさせられました。自分の好きなことについて考えることや次の目標が立てられる機会がこれだけあること。恵まれているんだなと思います。であればもう後には退けません。不思議な話ですが、既に上映企画部の代表にも就いています。新潟・市民映画館が在り続けてほしいとお客様に伝えると同時に、上映企画部の部員たちやボランティアスタッフから熟考してもらえるような環境を整えられるよう努めたいと思います。
若槻健人
シネ・ウインド上映企画部では、上映作品の選定や、作品紹介をお手伝いしてくれる方を募集しています。上映企画会議は毎週土曜19時より、事務所2Fフリースペースにて。映画館の運営に興味がある方、見学・入部など、お気軽に劇場スタッフにお声掛けください。
