〈来館レポート〉『ハッピー☆エンド』オオタヴィン監督来館!

シネ・ウインド

7/12(土)『ハッピー☆エンド』初日、ほぼ満員のお客様にお越しいただきました。時に大きく笑い、時には温かい涙があふれ、最後拍手で終わる素晴らしい上映になりました。

映画『ハッピー☆エンド』より

上映後にはオオタヴィン監督が登場。本作製作の経緯から在宅緩和ケアという選択についてなど興味深い話から始まりました。オオタ監督ご自身の体験から、自宅で家族との交流を築きながらのお別れについて関心を持つようになったとおっしゃっていました。

続いて新潟で在宅看護ステーション「あいびい」を運営している石井晶子さんにもご登壇いただき、映画の感想から新潟における在宅看護の状況、また長きに渡り病院勤務をされてきた経験に基づく病院看護と自宅看護との違いなど、やはり興味深い内容をお話しいただきました。

トーク後のフォトセッション。オオタヴィン監督と石井晶子さん

本作はこれまでのオオタ監督作品『いただきます みそをつくる子どもたち』『夢みる小学校』とは異なり、日々の食や子どもの成長に焦点を当てた映画ではありません。それでも〈人間らしく生きるには〉という大きな幹がある点では共通性があると思いました。オオタ監督作品に関心を持った方ならきっと本作も楽しめると思います。

オオタ監督そして石井さん、ありがとうございました!

『ハッピー☆エンド』新潟上映情報