ただ空高く舞え

ただ空高く舞え
2024/5/115/24
ただ空高く舞え

『志と希望を翼に載せろ!1ルピーで空を飛ばせてみせる!』
意見の相違から疎遠になっていた故郷の父を見舞う為に富裕層の乗り物である飛行機に乗ろうとした空軍士官ネドゥマーラン(スーリヤ)。
しかしエコノミー席が満席で搭乗できず、数日かけ陸路にて帰郷したが、残念な事に父の死に目どころか、父の葬儀にさえ間に合わなかった。それを機に空軍時代の同期生セビー(ヴィヴェーク・プラサンナ)とチェ(クリシュナクマール・バラスブラマニアン)の3人でインド初の格安航空会社「デカン航空」を創ろうとする。
計画が軌道に乗り始め、ネドゥマーランはベーカリーを営むボンミ(アパルナー・バーラムラリ)と結婚する。ネドゥマーランが“ヒーロー”と仰ぐジャズ航空の創設者パレーシュ(パレーシュ・ラーワル)に共同経営を持ちかけるが、特権階級の利得を手放すはずもなく、公に嘲笑され、あの手この手で行く手を次々と遮られる。
それでもネドゥマーランの“庶民を1ルピー(カップ1杯お茶代の半分)で空を飛ばせる”という志と夢は揺るがず、妻ボンミはじめ友人カーリ(カーリ・ヴェンカット)や村人の善意に支えられ、窮地をきりぬけていく。嘲られ、貶められ、妨害され続けても男達3人は大空を仰ぎ見てひたすらに前進し、ついに志と希望の翼が飛び立った。