歌と羊と羊飼い

歌と羊と羊飼い
2022/7/308/5
7/30(土) トークイベント
歌と羊と羊飼い

⿊⼈教会で⽣まれた⿊⼈霊歌をルーツにもつ⾳楽「ゴスペル」は欧⽶をはじめ多くの諸外国ではキリスト教会に通うクリスチャンに親しまれている。
⽇本では 20 数年前の⾳楽映画『天使にラブ・ソングを・・・』(SISTER ACT)で多くの⼈に知られ⼀⼤ブームを巻き起こした。その影響は今⽇まで続き、現在のゴスペル⼈⼝は約 20 万⼈といわれる。
しかし⽇本でゴスペルを歌う多くの⼈々、およそ 90%はノンクリスチャン。これは世界でも⾮常にレアなケースである。無宗教の⽇本⼈が何故ゴスペルを歌うのか、歌の先に何が在るのかをテーマにしたドキュメンタリー映画『GOSPEL』(監督︓松永⼤司)が 2014 年に公開された。
⽇本で初めてのゴスペルドキュメンタリー映画である。
それから、7 年。
⽇本に新しいゴスペルドキュメンタリー映画が誕⽣した。
本作は、⽇本で活躍するゴスペルシンガーをはじめ、ゴスペルに縁のなかった主婦がゴスペルによって変わっていく姿、ゴスペルコンテストに挑む少⼥などを追い、「歌」の中にある「祈り」「⽣きること」を訴える作品となっている。
製作総指揮は『GOSPEL』でプロデューサーを務めた飯塚冬酒、監督は⽇本⼈⻘年とベトナム⼈⻘年の結婚式までを描いた『ぼくと、彼と、』、クレイジーケンバンドの聖地である横浜の伝説のライブハウス『FRIDAY』などのドキュメンタリーを⼿掛けた四海兄弟。
「宗教」不在の⽇本⼈のゴスペルのに在る「想い」「祈り」を感じられる作品となっている。