警部【ジャン=ポール・ベルモンド傑作選】

警部【ジャン=ポール・ベルモンド傑作選】
2021/4/74/16
通常料金:1400円、障害者手帳提示:1200円 ※鑑賞券利用不可(他割引なし)
警部【ジャン=ポール・ベルモンド傑作選】

南フランスのニースを舞台に、パリからやってきた敏腕警部が警察内部の汚職の捜査と街を牛耳る2大犯罪組織壊滅のために華麗なる活躍を見せるアクション活劇。刑務所帰りの悪人として暗黒街に潜入しながら巧妙に事件をあぶり出し、同時に女性との恋にも手を抜かない、いかにもベルモンドらしい最強のヒーロー像が楽しい快作。本作は80年11月にフランス・シネマ・フェアと題された企画上映の1本として上映されたが、正式なロードショー公開はされていない。HDリマスター版による40年ぶりの日本劇場公開となる。
ミシェル・グリリアの原作を基に『さらば友よ』(68)、『パリ警視J』(84)のジャン・エルマンが脚色。撮影は『太陽がいっぱい』(60)、『サムライ』(67)の名手アンリ・ドカエ、音楽は『暗黒街のふたり』(73)、『テス』(80)のフィリップ・サルドが各々担当。監督はベルモンドとはこの作品以降、『プロフェッショナル』(81)、『ソフィー・マルソー/恋にくちづけ』(84)など、4本の作品でコンビを組む、『女王陛下のダイナマイト』(66)や『チェイサー』(78)などのアクション活劇の鬼才ジョルジュ・ロートネル。
共演は『太陽がいっぱい』(60)、『ジャガーの眼』(65)のマリー・ラフォレ、『Z』(69)、『怪奇な恋の物語』(69)のジョルジュ・ジェレ、『メナース』(77)、『掘った奪った逃げた』(79)のジャン=フランソワ・バルメなど。