子どもたちをよろしく

子どもたちをよろしく
2020/3/214/3
前売:1500円
3/29(日)寺脇研プロデューサー舞台挨拶、3/21(土)隅田靖監督 舞台挨拶
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子どもたちをよろしく

東京にほど近い北関東のとある街。デリヘルで働く優樹菜(鎌滝えり)は、実の母親・妙子(有森也実)と義父・辰郎(村上淳)そして、辰郎の連れ子・稔(杉田雷麟)の四人家族。
辰郎は酒に酔うと、妙子と稔には暴力、血の繋がらない優樹菜には性暴力を繰り返した。母の妙 子は、まったくなす術なく、見てみぬふり。義弟の稔は、父と母に不満を感じながら優樹菜に淡い想いを抱いていた。優樹菜が働くデリヘル「ラブラブ 48」で運転手をする貞夫(川瀬陽太)は、重度のギャンブル依存症。一人息子・洋一(椿三期)を ほったらかし 帰宅するのはいつも深夜。洋一は暗く狭い部屋の中、帰ることのない母を待ち続けていた。稔と洋一は、同じ学校に通う中学二年生。もとは仲の良い二人だったが、洋一は稔のグループからいじめの標的にされていた。ある日、稔は家の中で、デリヘルの名刺を拾う。姉の仕事に 疑問 を抱いた稔は、自分も 洋一と同じ、いじめられる側に なってしまう のではないかと、一人怯えるようになる。
稔と洋一、そして優樹菜。家族ナシ。友だちナシ。家 ナシ。居場所をなくした彼らがとった行動とは―。