月刊ウインド2018年3月号(390号)

シネ・ウインド


表紙は「ダンシング・ベートーヴェン」(3/17~3/30上映)。
空前絶後の一大プロジェクト『第九交響曲』を共同制作したのは、東京バレエ団とモーリス・ベジャール・バレエ団、演奏は世界的指揮者ズービン・メータ率いるイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団。
「第九」が放つ壮大な世界観のもと、ダンサーという職業の苦悩や情熱を浮き彫りにし、ひと時限りのスペクタクルロマンを築き上げる姿に迫ったドキュメンタリー「ダンシング・ベートーヴェン」を、どうかお見逃しなく!!

3月のシネ・ウインド上映作品の紹介&時間を掲載。(→3月の上映スケジュール)

特集は、3月号恒例「シネ・ウインド会員選出ベストテン2017」 、「シネ・ウインド演劇賞2017」の発表です!

ベストテンの順位や演劇賞の各賞は公式サイトにも掲載しましたが、作品に寄せられたコメントや授賞理由を、誌面でじっくりお読みください。

そして、毎年好評、にぎやかな「2017年の映画を振り返る座談会」。
みんなの好みが、ホントに全然違うんです!!(笑)

〈来館レポート〉は「いぬむこいり」片嶋一貴監督&有森也実さん他、「KILLER TUNE RADIO」柴野太朗監督。〈イベント報告〉は、「永遠のジャンゴ」じゃんごっこミニライブ。

〈映画とともに〉は「星くず兄弟の新たな伝説」初日舞台挨拶@新宿レポート、コミュニティシネマにいがた「カレーライスを一から作る」上映会報告、など。

〈あ・ら・かると〉は元編集部・角田龍一さんの、映画制作資金調達のためのクラウドファンディングについて(https://readyfor.jp/projects/tsunodafilm) 、など。

舞台屋織田組の作・演出、干場貴之さんの連載「しからば腹蔵なく申し上げなん」は第6回、最終回。「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」の感想と、織田組の活動休止にあたって最後に伝えたいことなど。
他にも読みもの盛りだくさん!
音楽アート演劇など情報満載の「ピックアップ情報」、演劇公演や展覧会などの100文字感想「ピックアップレポート」にもご注目ください。
「ピックアップ情報」に載せる情報、「ピックアップレポート」用のミニ感想コメント、ともに募集中です。
大阪の天満天神繁昌亭支配人・恩田雅和「南の果てより愛をこめて」、コラムニストでアルビレックス新潟ウォッチャー えのきどいちろうさんの「どうしてこんなに映画なんだろう」、好評連載中!

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《もくじ》

1~2 スケジュール表 料金表 もくじ
3~9 シネ・ウインド インフォメーション
「人生フルーツ」
「劇場版アイドルキャノンボール2017」
「地の塩 山室軍平」
「ベロニカとの記憶」
「否定と肯定」
「STOP」
「被ばく牛(うし)と生きる」
「殺人者の記憶法」
「ダンシング・ベートーヴェン」
「BADDREAM」
「ビジランテ」
「恋とボルバキア」
「禅と骨」
10   事務局通信
11   来館レポート
*「いぬむこいり」片嶋一貴監督、有森也実さん、ほか
*「KILLER TUNE RADIO」柴野太朗監督
12   イベント報告
*「永遠のジャンゴ」じゃんごっこミニライブ
あ・ら・かると
*「パリに生きる新潟の作家たち」開場式
13   映画とともに
*「星くず兄弟の新たな伝説」初日舞台挨拶@新宿 レポート
*コミュニティシネマにいがた上映会 報告
*新潟市美術館 美術講座 レポート
14   シネ・ウインド 会員アンケート 報告1
あ・ら・かると *ご支援ください! 映画制作
15~16 シネ・ウインド会員選出ベストテン2017
17~20 2017年の映画を振り返る座談会
21~22 発表! シネ・ウインド演劇賞2017
23   あちらこちら安吾
*第2回ニイガタ安吾賞 野内隆裕さん受賞
あ・ら・かると *不屈館に行ってきました
24   しからば腹蔵なく申し上げなん 6 干場貴之
映画とこころ 7 渡邉良弘
25   どうしてこんなに映画なんだろう 58 えのきどいちろう
BOOK 『LIFE-mag.Vol.010』
猫と暮らして 52
26   声風―SEIFU―
南の果てより愛をこめて 349 恩田雅和
27~28 ピックアップ情報
29   ピックアップレポート 風猫句会 報告
編集後記

《スタッフコメント》
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「小山の台湾日記 その後」

月刊ウインド2016年12月号~2017年8月号で「麗しの島フォルモサへ 小山の台湾日記」を書いていた、小山です。「小山の台湾日記」が印象に残っているとシネ・ウインド会員アンケートに書いてくださった方がいたと聞きました。ありがとうございます!

私は2016年8月~2017年の8月まで1年間、台湾へ語学留学に行ってきました。語学学校で中国語を勉強しつつ、興味があった台湾の日本統治時代の建物を巡ったり、日本教育を受けたお年寄りの方々に会って話を聞いていました。いろいろ活動していくうちに、やはりもう少し台湾にいたいな…と思い始めました。ただ、住んでいた台北のアパートの契約が切れるので一旦帰国することにしたんです。それが去年の8月。

そして、その後どうしたかというと…なんと、大阪にいます(笑)。
まさか自分でも台湾の次に大阪に住むとはまったく考えていませんでした。

今は大阪で映像編集を学んでいます。
台湾留学と大阪行きは一見全く関係ないようですが、私の中ではつながっています。

台湾で暮らすために手に職をつけたいと思ったんです。パソコン一台でできる仕事ならば、台湾でも新潟に戻っても仕事を続けることができます。そう、すべては台湾で暮らすため…。

大阪に来て早1ヵ月。映像編集の授業が始まったり、パソコンを買い替えたり、住む場所を決めたり、バイトを探したり…。あっという間に過ぎていきました。

映像編集の授業はまだ始まったばかりなのでなんとも言えませんが、どうやって作るのか見当も付かなかったものが、だんだん作り方がわかってくるのは面白いなと思いました。

大阪の街の様子は新潟市や私の地元である上越市とはまた違っていて面白いです。
新しいビルが立ち並ぶオフィス街から下町、コリアンタウンまで、本当にゴチャッと混ざっています。大阪は日本ではなくアジアだと聞いたことがあったのですが、その意味がわかる気がします。外国人観光客も本当に多くて、街を歩くと中国語や韓国語をしょっちゅう耳にします。5年ほど前に訪れたときよりもずっと賑やかな印象です。

映像編集を学んで実力がついたら、台湾に戻り、「小山の台湾日記」を再開したいと思います。それまでどうぞお待ちください!
(小山)

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(月刊ウインド編集部 市川)