先月、久しぶりに地元の映画館で映画を観てきました。「海街diary」で、きれいな女優さんと景色を観てほっこりしようか、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を観て、梅雨のじめじめした気持ちを吹き飛ばそうか…。いろいろ考えたのですが、最終的には「6才のボクが、大人になるまで。」を観てきました。その館での上映最終日という点にひっぱられ、3時間近い上映時間に不安を抱きつつも、なんとか観走しました。

前情報として、主人公の男の子の6歳からの成長を12年間リアルタイムで撮って 映画にしたものということは知っていたのですが、それでいてドキュメンタリーではないということで 、どんなものなのか全く想像できませんでしたが…。紛れもなく1つのフィクションとして成り立っていました。

しかし、おはなし以上に、主人公の男の子をはじめとする登場人物達のリアルな年の重ね具合に「おぉ~」と唸るばかりでした。

ちょっと向こう見ずのお母さん(オリヴィア)と、離婚した楽観的なお父さん(メイソン・シニア)がちょいちょい登場。その2人の子どもが主人公の男の子(メイソン・ジュニア)と2つ違いの姉(サマンサ)。この4人を軸に物語は進んでいきます。

お母さんとお父さん役の人は役者さんということで、1つ役を12年間も演じたというのがすごい。(寅さんとか金八先生とかもこれに入るのかな…。でもちょっと違う気も…。)

そして、主人公のお姉ちゃんを演じた女の子は、監督の実の娘さんということで これまた驚き。監督にとっては、娘さんの壮大な成長記録になったことでしょう…。

しかしそれ以上に、個人的に1番感動したのが主人公の男の子の成長ぶり!

成長期を経た大人からの12年間というは、変化という感じで、お母さんであれば、出来上がった体まわりにお肉がついたりとか、お父さんであれば、出来上がった顔にシワが増えるとか、既にあるものが増えたり 減ったりする変化の仕方なのですが、成長期の男の子の成長は、どんどん更新。まさに出来上がっていく過程の途中を見ているという感じがしました。

毎日顔を合わす家族や友人の変化はなかなか分からないし、久しぶりに会った人は、一気に変わり過ぎて、目の前にいる「それ」でしかないのですが、遠く離れた男の子を、毎年 少しの時間追うことで、こんなにも成長を実感させられるのかと驚きでした。主人公の男の子はほとんど素人の状態からスタートしたようなので、その分、男の子の素が含まれているような気がしたところも新鮮で良かったです。

物語は、主人公が親元を離れて、大学生活をスタートするところで終わってしまうのですが、個人的にはメイソン君の大学生活も見てみたい気が…。

ポスター A4 6才のボクが、大人になるまで。 光沢プリント

▲「6才のボクが、大人になるまで。」

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そして、シネ・ウインドでも「6才のボクが、大人になるまで。」のように、 斬新な挑戦をしている映画「ザ・トライブ」が8月から公開されます。セリフ・字幕・音楽がいっさいなく、全編手話で構成されるということで、今までにない映画だと思います。

◎「ザ・トライブ」http://thetribe.jp/

シネ・ウインド上映 8月1日(土)~8月14日(金)

topザ・トライブ

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しほ

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春から就活の大学生。シネ・ウインドが30歳の誕生日を迎える頃までには、私の気持ちも晴れていてくれと願うばかりです。
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