2026/4/25~5/1

(C)松井良彦/Yoshihiko Matsui
「追悼のざわめき」などで国内外の映画ファンから支持されてきた松井良彦監督が18年ぶりにメガホンをとり、東日本大震災から10年後の福島を舞台にオリジナルストーリーで描いたドラマ。震災と原発事故をきっかけに離散した家族と、青春を奪われた若者たちの姿を、社会への怒りと祈りを込めて、美しいモノクロ映像で映し出す。
2021年、夏の福島。17歳のアキラは、母親を原発事故の被曝で亡くし、父親は除染作業員として働きに出たことで、家族はバラバラになってしまう。友人の真一は、拠りどころを失ったアキラのことを案じるが、そんな真一自身もまた深い孤独を抱えていた。ある日、アキラはサーフショップを営む小池夫妻と店員のユウジに出会い、閉ざしていた心を少しずつ開いていく。しかし、癒えることのない傷跡が、彼らを静かに蝕んでいく。
