30年後 ふたりのボリビア兵〈ウカマウ集団特集〉

30年後 ふたりのボリビア兵〈ウカマウ集団特集〉
2025/12/1012/12
「女性ゲリラ、フアナの闘い」との日替わり上映
30年後 ふたりのボリビア兵〈ウカマウ集団特集〉

南米ボリビアで先住民族の視点に立った映画を製作し続けている映画製作集団「ウカマウ」の中心メンバーであるホルヘ・サンヒネスが、白人と先住民の融和の道を探った長編作品。

ボリビアと隣国パラグアイとの間で1932年から35年にかけて繰り広げられたチャコ戦争で、同じボリビア軍に属していた白人で裕福な家庭出身のギレェルモとアイマラ人で貧農のセバスティアン。ギレェルモが負傷したセバスティアンを救ったことから、2人の間には友情が育まれていく。しかし、上官の人種差別的な振る舞いに反抗したギレェルモは軍事裁判にかけられ、死刑判決を受けてしまう。ギレェルモは兵営から脱走し、セバスティアンも彼に同行するが、やがて2人は真逆の道をたどってゆくことになる。

日本では2025年4月、特集上映「ウカマウ集団60年の全軌跡 全作品一挙上映」にて劇場初上映。