2025/11/1~11/7

(C)2023 Brown Bag Productions, LLC
自由、愛、情熱
嵐の時代を生き抜いた炎の不死鳥
ローリング・ストーンズのミューズであり共作者、女優、モデル、ボヘミアン・ロック・シックを生み出したファッションアイコン、そして愛情深い母親でもあったアニタ・パレンバーグ(1944-2017)。
1960年代から70年代の文化や風俗に多大な影響を与えた彼女の、波乱に満ちた人生が明らかに。
彼女は1965年ストーンズの公演を観に行き、リーダーのブライアン・ジョーンズと恋に落ちる。横恋慕するキース・リチャーズ、映画で共演したミック・ジャガーも彼女のとりこに。ブライアンの死後、キースとの間に三児をもうけるが末っ子を生後10か月で亡くす。ドラッグの問題もあり逃げるように引っ越しを繰り返すファミリーには、さらなる決定的な悲劇が待っていたー。しかし嵐の渦巻く地獄からアニタは不死鳥のごとくよみがえるー。
本人の死後発見された未発表の回顧録の言葉(声:スカーレット・ヨハンソン)を用いながら、息子マーロン、娘アンジェラ、そして彼らの父キース・リチャーズが、愛おしくも痛切な家族の秘話を語る。
先ごろ(2025年1月30日)亡くなった、ミックの恋人でありアニタと親友でもあったマリアンヌ・フェイスフル、アニタを崇拝するケイト・モスらがアニタの影響力のとてつもない大きさ深さを物語る。
未公開のホーム・ムービーや家族写真から浮かび上がる、ストーンズと過ごした激動の日々とその後の年月。
アニタ・パレンバーグは常に状況に立ち向かい新しい価値観を創造する女性だった。本作は、息子マーロン・リチャーズがそんな母に捧げるべく製作総指揮を務めた。
